身の回りのもの:その2

カンカン【kannkann】(ガンガン【ganngann】)

[缶]のこと。

それくらいなら察しが着くよ、と呆れる事なかれ。

カンカンは小さな缶を指しますが、一斗缶になるとガンガンと言います。

しっかりと区別しておきましょう。

空の状態で叩いたときの音のことなのでしょうか。

例)「これはカンカンではありません。ガンガンです。」

 

デレッキ【derekki】

[石炭ストーブの石炭を掻く道具,火かき棒]のこと。

映画などで、裕福な家庭の暖炉の傍に置いてあるL字型のあれです。

方言として定着するというのは、やはりならではの物ですね。

‘ステッキ’みないなファンシーな響きも感じなくはないですが、‘デレッキ’ですので、火の傍で「そこのデレッキを取って」と言われても、ステッキは出さないでくださいね。

 

ぼっこ【bokko】

[木の枝,棒]をさす。

「フルボッコ」(フルパワーでボッコボッコにする)という言葉がありますが、北海道弁風に訳してみると、「fullな木の枝」つまりは…木そのもの!

フルボッコはどっちにしても困ります。

例)「犬も歩けばぼっこにあたる」

 

ママさんダンプ【mamasanndanpu】

[除雪道具の一つ]

元は商品名で、普通のスコップよりも幅が広く一度に広範囲の雪をかくことが出来ます。

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やはり、おかあさんはどこでも頼りになる存在の象徴です。

乗り物の一種ではないので、無理に乗って壊さないようにして下さい。