身の回りのもの:その1

サビオ【sabio】

[絆創膏]のこと。

バンドエイドがそうであるように、サビオも元は商品名。

かつて、北海道で最も普及していた絆創膏が「サビオ」だっとことで、現在でも絆創膏をサビオと呼びます。

旅行中、靴擦れを起こしてしまったら、素早くサビオをお買い求め下さい。

「サビオ下さい!」といえば、すぐに出してくれるでしょう。

例)「いくらなんでも心の傷にはサビオは貼れないよ。」

 

サミット袋【samittobukuro】

[レジ袋]のこと。

とあるTV番組でも、放送されたようですが、実のところ、何を指すのか分からない道産子も多数いるという超マイナーな北海道弁。

でも、本当に使われているのも事実。

そもそも、昔はスーパーで買い物をした時、紙袋に品物を入れるのが普通で、その紙袋の口の部分がギザギザとした山の頂上(英語=summit)の様な形をしていたことから、そのまま、レジ袋にその名前が受け継がれたということのようです。

そういえば、2008年に洞爺湖サミットが開催されましたが、そのこととは無関係です。

例)「マイバッグがあるので、サミット袋はいりません」

 

せんひき【sennhiki】

[定規]のこと。

定規は本来長さを計るものですが、線を引くのにも大活躍する道具です。

的を射た表現ですね。

例)「そこの線引き取ってくれる?」

「え?」

「だから、線引き。」「…」

「もう、線引き取って下さい!」「……」

「そこの線引きを取っていただけませんか?(怒)」

「…もしかして、この定規?」「………」