食べ物の方言

おいしいものがたくさんある北海道ですが、食べ物も言い方が違うものもたくさんあり、ちょっと聞いただけではなんのことを言っているのかわからないものもあったりします。
日本といえどと、ころ変われば方言も違うし、食べ物の名前も言い方が違うことがあるんですよね。
今回は、知らないと「?」となってしまいそうな、北海道での食べ物の方言をご紹介していきます。

まずは「ケーキ」です。ケーキと言えば、誕生日などお祝い事の日に食べる生クリームや苺などのフルーツが乗ったケーキが頭に浮かぶかと思いますが、北海道でケーキは「アイス」のことなんです。「ケーキ買ってきた♪」の言葉に喜んでもクリームののったケーキではなくアイスのことです^^;

次に、「角食(かくしょく)」。角食は食パンのことで、業界用語である“角型食パン”からの派生のようです。なんか響きがかっこいいと思ってしまった私。今日から使ってみようかな(笑)これはパンに関わる仕事をしている人なら分かる人も多いかもしれませんね^^

では、「めっこ」はわかりますか?いきなり聞かれてもわからないですよね(笑)めっことは、生煮えのご飯や、芯の残ったご飯のことをいいます。いきなり「今日のご飯めっこいわ~」と言われても北海道以外の人には通じないかも・・・。

他にも、果物の桃は「すいみつ」、牛・豚の内臓肉、はらみは「サガリ」、カニは「がに」、お味噌汁は「おつゆ」などと言ったりするようです。

方言とはちょっと違うけど、食べ物についての方言に少し触れてみたので、北海道限定の食べ物や飲み物についても少しご紹介♪北海道フェアなんかで目にしたこともあるかも^^

雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料「カツゲン」。季節限定で青リンゴ味、イチゴ味などの香味をつけたものが販売されるほか、「ゼリーインカツゲン」や「カツゲンゼリー」、「カツゲンアイス」といったカツゲンの風味を生かした製品も販売されています。
カツゲン

北海道に根付く炭酸飲料は「ガラナ」。いろいろな種類のガラナが販売されていて、ガラナという実から抽出されたエキスが入っていてカフェインが豊富。
ガラナ飲料

マルちゃんブランドを展開する東洋水産が北海道で販売しているカップ焼きそば「やきそば弁当」。野菜と肉が入ったかやく袋、青海苔と紅生姜の粉末、粉末の中華スープが付属しています。一般的なカップ焼きそばは、熱湯を注いで麺を茹でたらお湯は捨ててしまいますが、やきそば弁当はお湯を別の器にうつし、粉末スープを溶かすことで、中華スープもできます。なんかお得感がありますよね^^
やきそば弁当

食べ物については、全国共通のように思っていましたがそんなことはないようです。地域限定で販売されているものもあるくらいだし、やっぱり“ところ変われば”なんですね^^