方言も普段から使っていたら、それが当たり前でぜんぜん違和感なんてないですよね。全国共通で使われている言葉のように思ってしまうこともあるかと思います。だけど、自分では全国共通の言葉だと思っていても実は方言だったなんてこともあって、相手に通じなかったなんて経験をしたことがある人もいるのでは・・・?
私はあります(笑)私は普通に話してたのに相手に通じず、その時初めて自分が方言を話していたことに気付いたことがあります(笑)
聞き慣れない人からしたら、やっぱり何を言っているのか、わからなかったりするんですよね^^;
日常で使うような言葉でも、同じ日本でもところ変わればと言いますか、地域によってさまざまな言い方をしています。今回は、北海道の方言のなかでも、日常で使うような言葉をいくつかご紹介していきます^^
ということでさっそくどうぞ~♪
まずは「もっきり」です。もっきりとは、お酒をなみなみに注いでもらうことを言うんですよ。これは“盛り切り”という言葉からきているそうで、北海道だけではなく東北でも使われているようです。また、お酒やご飯などを容器に盛っただけで、お代わりのないことをいうこともあるようです。お酒を飲む人なら知っている人も多いかもしれませんね^^
次は「よしかかる」です。壁などに寄りかかることを寄しかかるというんですよ。これは知らなくてもなんとなく伝わりそうですね。それにしても、なんで“寄り”ではなくて“寄し”なんでしょうか?
では「どけて」はどうですか?一般的には、物をのけてほしい時なんかに使うと思います。だけど、北海道では人に対してどけてと言うんですよ。いきなり「どけて!」なんて言われるとイラッときてしまいそうですが、これは北海道の方言なので、怒らないようにしましょう!
最後は「かっちゃく」です。わかりますか?さし木・移植などした植物が、根づいて生長し続ける「活着」のことではなく、これはひっかくのことなんですよ。「猫にひっかかれた!」が「猫にかっちゃかれた!」となるんです。知らないと何を言っているのかさっぱりわかりませんね(笑)
北海道に限らず、地域によってさまざまな言い方があり、知らないと何を言っているのかさっぱりわからず、会話がかみ合わなくなりそうですが、知っていればその土地の人との会話が楽しくなりそうです♪由来なんかもわかればさらにおもしいんでしょうね♪
方言もその土地の文化だと思うし、私は方言が好きなので、標準語に直そうとせず自信を持って話してほしいと思います^^