インパクト:その1

「え?今何と?」思わず聞き返す、方言の特攻隊長の切り込みを感じて下さい。

「はんごろし」【hanngoroshi】

 例)ばあちゃんのはんごろしは最高だ。

[おはぎ]のこと。

PTAからお叱りを受けちゃうかも?!いいえ、大丈夫です。

なんと、このアグレッシブな言い回しは北海道だけにとどまらず、他の地域にもあるのです。

つぶあんなら「はんごろし」、こしあんなら「みなごろし」という風に使い分ける地域も。

なるほど…

という感じですね。

 

超オグリバンビ【cho—oguribannbi】

[大バカ]である様子。

こんな、ぶっ飛んでいる響きと発想を生み出せるのはやはり、女子高生しかいません。

北海道生まれの名馬「オグリキャップ」の‘オグリ’と子鹿を意味する‘バンビ’。

「馬」+「鹿」=!!!!!!!!!

どうやら、最近は使われていないようですが、内地の女子高生は使っていなかったようなので、これも北海道弁ということですね。

 

類義語.1)「タクランケ」【takurannke】

失恋して、やり場の無い気持ちを抱えていたら、襟裳岬で叫んでみましょう。

他人に意味を悟られたくないなら、地元で叫んでみてもいいかも。

ただし、魔法使いと間違われるかも。

 

類義語.2)「はんかくさい〔半可臭い〕」【hannkakusai】

語源は「生半可」から。

実は、同じ語源からメジャー(?)な北海道弁がもう一つあるのですが、なんでしょうね。

例)「真冬に頭に花なんか着けるのはやめなよ。はんかくさいよ。」

例)「テストで最下位だったけど、超オグリバンビなわけじゃないよ!」